森勇登

スタンドオフ、センター、ウィングと複数ポジションを高いレベルでこなすユーティリティーBK。父の勧めで小学1年の時に福岡のかしいヤングラガーズで競技を始めた。中学3年時には福岡県選抜に選出され全国ジュニアで優勝を経験した。

東福岡高校では2年時から主力を張り、スタンドオフやセンターを務めてプレースキッカーも担った。3年時はバイスキャプテンとなり、全国選抜大会、全国7人制大会、花園で3冠を達成。U17日本代表、高校日本代表にも選出された。明治大学では1年時から試合に出場し、2、3年時は13番を担い、2年時は全国大学選手権で優勝した。ジュニア・ジャパン、U20日本代表の一員にもなった。選手権ベスト4に終わった4年時は10番、12番を務めた。

2021年に東芝ブレイブルーパス東京加入。2シーズンは控えからの出場にとどまったが、2023-24シーズンからウイングにも活躍の場を広げ、先発6試合を含む17試合に出場、9トライをマーク。2024-25シーズンはほぼすべての試合に先発し、2連覇の原動力となった。今季から横浜キヤノンイーグルスに移籍。秋には日本代表の欧州遠征のメンバーに選ばれ、新たな第一歩を踏み出した。