石田吉平

国内随一のステッパー。兵庫の尼崎ラグビースクールで5歳から競技を始めた。常翔学園高校ではバックローとして活躍、2年時には敗れた花園2回戦・石見智翠館戦で4トライを挙げた。3年時には花園ベスト8進出に貢献。高校日本代表にはウイングで選出された。ユース五輪にもセブンズ日本代表として出場し、銅メダルを獲得した。

高校卒業間近の3月におこなわれたワールドセブンズシリーズでセブンズ日本代表デビュー。明治大学3年時の2021年夏には東京オリンピックに大学生として唯一出場した。以降は15人制に復帰し、チームの全国大学選手権準優勝に貢献。4年時はキャプテンを務めた。

2023年に横浜キヤノンイーグルスへ入団してからは再びセブンズに専念し、2024年夏のパリオリンピックにはキャプテンとしてチームを率いた。2024-25シーズンで初めてリーグワンに挑戦。2試合を除く全16試合に先発、11トライを挙げる活躍で、オフには日本代表に選出された。ウエールズ戦1戦目で代表デビューを飾り、出場した9試合はすべて先発している。