土永旭

素早い球捌き、視野の広さ、そして左足での正確かつ飛距離のあるキックが持ち味の若手スクラムハーフ。2人の兄と姉を持つ４人きょうだいの末っ子として生まれた。長男は嵐、長女はひなた、次男は雷（あずま／現三重ホンダヒート）。全員、気象に関する名が付く。

京都府出身。高校は兄の雷に続き、滋賀の光泉高校に進学した。京都産業大学では2年時から主力を担い、チームの4年連続全国大学選手権準決勝進出に貢献した。3年時にはU20日本代表に選出され、4年時にはエディー・ジョーンズ日本代表HCが発案したジャパン・タレント・スコッドの1期生にも名を連ねた。

同じレフティーのファフ・デクラークに師事し、昨季アーリーエントリーで横浜キヤノンイーグルスへ合流。第18節・東芝ブレイブルーパス東京戦でリーグワンデビューを果たした。シーズン終了後には日本代表合宿に参加、秋の欧州遠征メンバーの一員にもなった。代表デビューが期待される。