古川聖人

タックル、ジャッカルをはじめとする献身的な防御で、どのチームでも不可欠な存在となるバックロー。優れたリーダーシップも魅力の一つで、各カテゴリーでキャプテンを任されてきた。東福岡では春の全国選抜大会、夏の7人制大会、冬の全国高校大会で優勝、3冠に導く。立命館大学、U20日本代表、トヨタヴェルブリッツでもキャプテンや共同主将を務め、今季からは横浜キヤノンイーグルスでもバイスキャプテンを担う。

U17日本代表、ジュニア・ジャパンの経歴も持ち、大学2年時には同校で初めて在学中に日本代表デビューを飾った（韓国戦）。2019年にトヨタ自動車ヴェルブリッツ入団。加入1年目の開幕戦から7番で先発出場した。キャプテンの姫野和樹や海外のスター選手が並ぶバックローでコンスタントに出場を機会を得た。

2022年にはウルグアイ戦で2016年以来の代表キャップを獲得。それでも、さらなる活躍の場を求めて2024-25シーズンから横浜キヤノンイーグルスに移籍。1試合を除く全17試合に出場、9試合に先発した。