秋山大地

192センチ、114キロと立派な体躯で、攻守に身体を張る和製ロック。小中学生時代は野球に励み、5つ上の兄・陽路（元三重ホンダヒート）に憧れて、父と兄と同じ徳島の貞光工業高校（現つるぎ高校）に進学。そこでラグビーを始めた。1年時から主力となり、花園も経験した。2年時にU17日本代表、 3年時は高校日本代表にも選ばれて主将を務めるなど、トップへの階段を着々と上った。

帝京大学では2年時にU20日本代表に選出され、3年時からチームの主力に。4年時はキャプテンを務めた。V10こそ達成できなかったが、トヨタ自動車ヴェルブリッツでも1年目から活躍した。トップリーグ最終年も全試合に先発、リーグワン初年度も10試合に出場。2022年夏には前年に続いて日本代表候補入り、ウルグアイ戦で初キャップを得た。

その後もヴェルブリッツではコンスタントに出場を続け、2024年秋のイングランド戦で2キャップ目を獲得。さらなる成長を求めて今季から移籍した横浜キヤノンイーグルスで飛躍を遂げ、もう一度、日本代表に選出されたい。