三好優作

松山聖陵高校2年時にU17日本代表選出。3年時はキャプテンを務め、39大会ぶりに花園出場を叶えた。同校初のトップリーガーとなった。

明大では1学年上に武井日向（現リコーブラックラムズ東京）、松岡賢太（現コベルコ神戸スティーラーズ）がおり、ケガにも悩まされて出場機会には恵まれなかったが、2021年にキヤノンイーグルスに加入。2023-24シーズンは相次ぐフッカーの故障で抜擢され、4試合に出場して奮闘した。第6節の埼玉パナソニックワイルドナイツ戦で初先発を飾り、身体を張る姿に沢木敬介監督（当時）も高評価。明大時代に培った「腐らず、焦らず、諦めず」の精神で、巡ってきたわずかな機会で結果を残した。

2024-25シーズンからプロップにも挑戦中。スクラムを武器に、出場可能性を増やす。残念ながら10月に手術を伴う負傷で長期離脱が発表されたが、早期回復を目指して3季ぶりの出場を叶えたい。