リーチ マイケル

チームの枠を超えて世界的知名度を誇る日本ラグビーの至宝。ニュージーランドから留学生として札幌山の手高校に入学し、3年時に高校日本代表入りを果たす。進学した東海大では2年時にU20日本代表に選出され、キャプテンとして世界大会に出場した。さらに同年秋のアメリカ戦で日本代表初キャップも獲得している。

大学卒業後の2011年に東芝ブレイブルーパスに加入。以来、揺るがぬ主軸としてチームを支え続け、2015〜'17年にスーパーラグビーのチーフスでプレーした時期もありながら、2024-25シーズン終了時点でのトップリーグおよびリーグワンの通算出場数は155に達する。2023-24シーズンからは2度目となるキャプテンに就任し、チームを14シーズンぶりの日本一と翌シーズンの連覇へと導いた。

日本代表では2025年秋のアイルランド戦までに92キャップを獲得。ワールドカップは2011年から4大会連続で出場しており、2027年大会も出場すれば日本選手史上初の5大会連続出場となる。記録にも記憶にも残る文字通りのレジェンドだ。