ジェイコブ・ピアス

父のスコット氏はかつて日新製鋼で活躍したセンターで、現在は狭山セコムラガッツでヘッドコーチを務めるなど指導者として日本に根を下ろしている。ジェイコブ自身も幼い頃に日本で暮らし、日英両方の言語で高いコミュニケーション力を持ち合わせるプレーヤーだ。

ニュージーランドのロスミニカレッジを卒業後、U20ニュージーランド代表やNPCノースハーバー、スーパーラグビーのブルーズで実力を磨き、2021年より東芝ブレイブルーパス東京に加入。201センチの長身にして軽快な身のこなしと独特のリズムを有し、ロックとしてセットプレーの軸になるだけでなく、アタックにアクセントを加えるプレーでも貴重な存在となっている。

今季からはカテゴリAに。外国人枠に関わらず出場できるようになったことで、活躍の機会は今まで以上に広がるだろう。来季以降の日本代表入りも期待されている。