木村星南

大産大附属高校からラグビーを始め、現在もチームメイトの小鍜治悠太は1学年上の先輩だった。高校時代はケガが多かったが、東海大学進学後に地道に努力を重ねたことで才能が開花。4年時は関東大学リーグ戦のベスト15に選出された。

大学卒業後の2022年に東芝ブレイブルーパス東京に加入し、1年目のリーグワン2022-23から出場機会をつかむ。2024-25シーズンは第13節を除き、リーグ戦とポストシーズンの19試合に先発出場。2季連続でベスト15に選ばれるなど、国内随一の左プロップとして地位を確立した。

勤勉なプレースタイルとバックロー並みの仕事量を評価され、2025年夏の日本代表で正スコッド入り。7月12日のウエールズとの第2戦でテストマッチデビューを果たし、ここまで3キャップを獲得している。「星南」の名前の由来は南十字星から。