クイントン マヒナ

オーストラリアのブリスベン生まれ。トンガにルーツを持つ母親が4歳まで和歌山で育ったこともあり、幼少期から日本への親しみを抱いて育った。ブリスベン州立高校の主将として活躍し、卒業後は拓殖大学に入学。ケガによる長期離脱を乗り越え、4年時はバイスキャプテンとして優れたパフォーマンスを発揮してチームを牽引した。

2022年にコベルコ神戸スティーラーズでプロラグビー選手としてのキャリアをスタートさせ、2024-25シーズンまで在籍。そして2025-26シーズンの新加入選手として東京サントリーサンゴリアスに加わった。174センチ、93キロと体格はコンパクトだが、頑健なフィジカルと鋭い加速力を兼備し、インパクト抜群のボールキャリーが持ち味。センターとウイングのどちらでもプレーができ、東京SGのBKラインの新たな脅威となることが期待されている。

カテゴリA登録のため、外国人選手の出場枠にとらわれることなく起用できる点でも貴重な存在。チームに新たな風を吹き込みたい。