中村亮土

中学時代はサッカー部に所属。鹿児島実業高でラグビーを始め、帝京大学進学後に一躍全国区のプレーヤーへと飛躍を遂げた。チャンピオンチームで1年時から公式戦の舞台を経験し、2年時から主軸に定着。4年時はキャプテンとして大学選手権5連覇の偉業を成し遂げた。

その後、2014年にサントリーサンゴリアスに加入。以降10年以上にわたり、生来の強靭なフィジカリティとレッグドライブの推進力、ハンドリングやキックの器用さを武器にクラブの中核を担い続けている。2021シーズンから2年間はキャプテンも務めた。

日本代表には大学在学中の2013年に初選出され、2019年のワールドカップ日本大会では12番を背負って全5試合に先発。史上初の決勝トーナメント進出に大きく貢献した。2023年のフランス大会でも主軸として全4試合に出場している。

経験を重ね、円熟の域に達しつつある34歳のミッドフィールダー。今季も若手のお手本として、重要な役割を担う。