チェスリン コルビ

日本人選手と比較しても小柄な体格ながら、驚異的な瞬発力と体のバネを武器に国際舞台で数々の栄誉を手にしてきた世界的フィニッシャー。南アフリカのケープタウン郊外で育ち、高校卒業後ストーマーズでスーパーラグビーデビューを飾る。その後、フランスのトゥールーズやトゥーロンでのプレーを経て、2023年より東京サントリーサンゴリアスに加入した。

南アフリカ代表ではまずセブンズで2016年のリオデジャネイロ五輪に出場し、銅メダルを獲得。15人制代表には2018年に初選出され、切り札として2019年、2023年と2度のワールドカップ優勝の立役者となった。圧倒的な決定力は今も健在で、史上初のワールドカップ3連覇を目指すチームでもっとも重要な選手のひとりと評されている。

2024-25シーズンのリーグワンでは14試合に出場。8トライをマークして世界トップレベルの決定力を誇示した。加入3季目となる今シーズンはさらにチームのスタイルにフィットし、ゲームの流れを一変させる存在として多くの見せ場を作ってくれそうだ。