仁熊秀斗

石見智翠館高校時代から俊足のウイングとして全国レベルで活躍し、筑波大進学後も着実に成長を重ねた。ジュニア・ジャパンやU20代表に加え、豊富な走力と幅広い能力を買われて学生セブンズ日本代表にも選出されている。

2021年に加入したサントリーサンゴリアスでは厳しいチーム内競争の中で実力を磨き、2年目の2022シーズンにリーグワンで9試合に出場するなど躍進を遂げた。その後、大ケガを負って長期離脱を余儀なくされたが、2024-25シーズンの第8節東芝ブレイブルーパス東京戦で約1年ぶりに復帰。トライもマークして存在をアピールした。

離脱していた期間中にトレーニングで体を強化し、復帰後はプレーに力強さが増した。2025-26シーズンは持ち前のスピードとボディバランスに突破力も兼ね備えたフィニッシャーとして、スタメン定着を目指す。本格覚醒の年となるか、注目だ。