福田健太

強気のリードとテンポのいいパスワークで茗溪学園高校時代から期待を集めてきたゲームコントローラー。思い切りのいいボールキャリーでも攻撃に躍動感をもたらす。明治大学では2年時から公式戦で出場機会をつかみ、4年時は主将として22年ぶりとなる大学選手権優勝を達成した。

卒業後の2019年にトヨタ自動車ヴェルブリッツに加入。最初の2季はチーム内のライバルの壁に阻まれなかなか出番が巡ってこなかったが、リーグワン初年度の2022シーズンにブレイクを遂げ、12試合に出場して実力を示した。2023年はワールドカップフランス大会の日本代表スコッドにも名を連ね、サモアとの第3戦で待望の初キャップを獲得した。

その後、さらなる成長を求めて2024-25シーズンに東京サントリーサンゴリアスへの移籍を決断。プレーオフを含む17試合に出場するなど、充実のシーズンを送った。この6月には日本代表にも2年ぶりに復帰し、テストマッチでプレーする機会を着実に増やしている。確かな進歩を、東京SGでも披露したい。