大越元気

圧倒的なフィットネスと球さばきの早さを武器に、茗溪学園高校時代から全国の舞台で活躍。同志社大学でも1年時からレギュラーの座をつかんだ。東京サントリーサンゴリアスは幼い頃から憧れてきたチームで、大学を卒業した2017年からその一員となった。

2学年上の流大らライバルの存在もあり、なかなか公式戦の出場機会をつかめないシーズンが続いているが、ひたむきにトレーニングに取り組む姿勢でクラブのカルチャーを体現する貴重な選手だ。試合に出ない週も相手の分析やチームとしての準備に全力で取り組み、「隠れた功労者」として多方面から信頼を集めている。明るい性格で、ムードメーカーとしても重要な役割を担う。

30歳になった今も、向上心とチームに貢献する意欲は高まるばかりだ。厳しいレギュラー争いの中で持ち味を発揮し、今季こそ多くの出場機会をつかみたい。