流大

福岡県のりんどうヤングラガーズでラグビーを始め、高校は熊本県の荒尾高校へ進学。帝京大学では2年時からレギュラーに定着し、4年時は主将として大学選手権6連覇の偉業を達成した。2年時にはU20日本代表として国際大会にも出場している。

2015年に加入したサントリーサンゴリアスでは2年目に就任した沢木敬介監督のもとで主将に指名され、チームを4年ぶりとなる日本一へと導いた。翌2017-18シーズンも持ち前の向上心の強さで名門を牽引し、トップリーグ連覇を達成。国内屈指のスクラムハーフに成長し、2017年4月の韓国戦で日本代表デビューを飾った。

2018シーズンはサンウルブズの共同主将を務め、2019年のワールドカップ日本大会では全試合で9番として先発。史上初の決勝トーナメント進出の原動力となった。2023年フランス大会はケガで2試合のみの出場にとどまったが、その後のリーグワンでは円熟のプレーを披露し、依然として圧倒的な存在感を示している。

2025-26シーズンは副将に就任。卓越した統率力とゲームコントロールで、タイトル奪還を期す東京SGを牽引する。