パトリック ヴァカタ

190センチ近いサイズに優れた身体能力を兼ね備えるトンガ出身のバックローワー。50メートルを6.2秒で駆け抜けるスピードが自慢で、破壊力あるボールキャリーで突破口を開く。天理大学在学中は2022年、2023年と2シーズン連続で関西大学Aリーグのトライ王に輝いた。

トンガカレッジから留学生として日本航空高校石川に入学し、1年時から花園の舞台を経験。年を経るごとに体の強さが増し、3年時には全国レベルで存在を広く知られるプレーヤーとなった。進学した天理大学でも下級生時から主力として活躍。圧倒的なトライ奪取力を発揮してチームを牽引した。

2024-25シーズンの途中からアーリーエントリーで東京サントリーサンゴリアスに加入。初年度は出場機会を得ることはなかったが、非凡なポテンシャルに対する評価は揺るぎない。まだまだ荒削りな部分も多く、トップレベルの環境で磨かれることで新世代の象徴として台頭することが期待されている。