ショーン マクマーン

鍛え上げた肉体に天性のスピードを兼ね備え、フィールドのあらゆる場面で決定的な仕事をやってのけるハードワーカー。ブリスベンのセントジョセフ・ナッジーカレッジを卒業後、メルボルンのレベルズでスーパーラグビーデビューを果たし、若くしてオーストラリア代表ワラビーズの主力に定着した。2015年のワールドカップイングランド大会にも出場している。

2017年にサントリーサンゴリアスへ加入すると、ハードタックルと無尽蔵の運動量でたちまちチームの核となり、ひたむきに戦う姿勢でファンの信頼をつかんだ。あまりにも激しすぎるプレースタイルゆえに近年は度重なるケガに泣かされてきたが、2024-25シーズンはようやくコンディションが回復。11試合に出場してその実力をあらためて証明した。

闘争心をむき出しにし、常に相手にプレッシャーをかけ続ける姿勢は、東京SGのカルチャーそのもの。この男がフィールドで暴れ回るシーンが増えるほどチームは勢いづく。タイトル奪還のキーマンだ。