飯野晃司

高校は強豪校ではなかったもののU17東海代表などで非凡な潜在力を発揮し、当時から全国的に注目される存在だった。恵まれたポテンシャルが開花したのは帝京大学に進学してから。下級生時から公式戦に出場し、FWの支柱としてチームの黄金期を支えた。4年時は副将も務めている。

2017年に加入したサントリーサンゴリアスでも、旺盛な仕事量とエナジーあふれるプレーで着実に地位を固めていった。2022年には念願の日本代表入りも果たし、6月のウルグアイ戦で初キャップを獲得。国内トップクラスのFWプレーヤーであることを証明した。

190センチのサイズを生かしたダイナミックなプレーが持ち味で、ロックからバックローまでを幅広くカバーする万能性でもチームにとって貴重な存在。リーグワンでは過去4シーズンで25試合に出場している。若手FW陣をリードする統率役として、さらに出場数を伸ばすことが期待される。