竹内柊平

九州共立大学まではロックやバックローでプレーし、社会人から本格的にフロントローに転向。人一倍の努力を重ねて一歩ずつプレーヤーとしてステップアップし、今では日本を代表するタイトヘッドプロップになった。

合同トライアウトを経て加入したNTTコミュニケーションズシャイニングアークスで頭角を表し、2022年6月のウルグアイ戦で日本代表初キャップを獲得。2023年のワールドカップは最終選考でメンバーから漏れ出場はならなかったが、エディー・ジョーンズヘッドコーチが就任した2024シーズンに日本代表のファーストチョイスの3番に定着した。2025年は7月5日のウエールズ代表との第1戦でフル出場し、歴史的勝利に貢献。パシフィックネーションズカップや秋のテストシリーズでも持ち前のスクラムとボールキャリーで絶大な存在感を示した。

2024-25シーズン終了後、フランスへの移籍を模索していたが、契約寸前まで進みながら最終的に破談となり、東京サントリーサンゴリアスへの加入が決まった。ストイックなチームカルチャーと激しい競争の中で更なる努力を重ね、世界的フロントローワーへと成長すべく覚悟を持って新シーズンに臨む。