石井魁

保善高校から東海大学に進学し、非凡なスピードと決定力で大学ラグビー屈指のフィニッシャーとして活躍。2016年に東芝ブレイブルーパスに加入し、トップリーグでのキャリアをスタートさせた。その後、2018年にNTTコミュニケーションズシャイニングアークスに移籍。以後、攻撃の切り札としてチームの中心を担ってきた。

2023-24シーズンはディビジョン2で最多トライゲッターに輝き、MVPにも選出された。昇格をかけた入替戦でも持ち前の攻撃力を発揮し、浦安D-Rocksをディビジョン1へと導いた。

2024-25シーズンは開幕節でチームのD1初トライを記録。鋭いランで強豪相手にもひるまない闘志を示した。以降もチームが思うように勝利をつかめない中で常に全力を尽くし、仲間たちを鼓舞。どんな状況でも勝負を諦めない姿勢でチームを支えた。

爆発的なスピードだけでなく、ディフェンスでの粘りや判断力も年々磨かれており、攻守にわたって信頼を集める存在だ。