ツイ ヘンドリック

NZの名門、デラセラカレッジで基礎を培い、帝京大学では優れた突破力と多彩な動きで大学選手権初優勝の原動力となった。卒業後の2011年にトップリーグのパナソニックワイルドナイツに加入し、翌2012年に日本代表初キャップを獲得。2014年には日本国籍を取得、2015年、2019年と2度のワールドカップで世界の舞台を経験し、代表通算47キャップという輝かしい実績を積み上げた。

38歳となった今も高いレベルのパフォーマンスを維持し、浦安D-Rocks移籍1年目の2024-25シーズンはディビジョン1で12試合に出場。持ち味のフィジカルとリーダーシップでチームを支えた。フランカーやナンバーエイトなど様々なポジションで力を発揮する柔軟な対応力も光る。

若手に惜しみなく知識と経験を伝え、組織全体の底上げにも尽力。常に全力でピッチを駆け、苦しい場面でも前を向く不屈の姿勢でもお手本となる存在だ。2025-26シーズンの戦いでも、チームを心身両面で牽引する存在であり続ける。