藤村琉士

京都成章高校、日本大学で主将として活躍した後、2021年にNTTコミュニケーションズシャイニングアークスへ加入。チーム再編後の浦安D-Rocksでもセットピースの安定とハードワークで早くから評価を得た。コンタクトプレーも強く、フロントローの主軸として徐々に出場機会を伸ばし、2024-25シーズンまでにリーグワンキャップ数39を記録している。

2024-25シーズンはゲームキャプテンを任される機会も増加。入替戦を含む大一番でも自ら先頭で体を張る精神力と責任感の強さが光った。ディビジョン1残留をかけた豊田自動織機シャトルズ愛知との入替戦でも冷静な判断力と泥臭い仕事ぶりでチームに貢献し、仲間を鼓舞し続けた。

グラウンド外では持ち前の明るさでチームを牽引し、親しまれる存在だ。主将経験で培われたリーダーシップと実直なプレースタイルに、監督やチーム関係者からの信頼も厚い。今後もセットピースの要としてさらなる進化が期待されている。