金正奎

常翔啓光学園2年時に花園優勝を経験。3年時はチームと高校日本代表でキャプテンを務めた。早稲田大学では副将、NTTコミュニケーションズでは主将として組織をまとめ、浦安D-Rocks創設時からチームの中心として重要な役割を担う。ポジションもフランカーからフッカーへと転向して最前線で泥臭い仕事を果たしている。

2023-24シーズンはケガに苦しみつつも、復帰後は大一番でリーダーシップを発揮した。34歳となった2024-25シーズンは第9節東京サントリーサンゴリアス戦で初出場。短時間のプレーでもスクラムの安定とブレイクダウンの粘りを見せ、チーム随一の「ブレない人」と評される粘り強さを周囲に示した。

コンディション調整を徹底し、体調とメンタルを常に最良に保つ習慣を持つ。若手への指導でもチームの安定に貢献し、実戦面だけでなく組織運営でも欠かせない存在だ。

フランカーとして日本代表7キャップを誇り、厳しい環境でも信念を曲げないベテラン。浦安D-Rocksが成長する過程を最前線で支える。