金廉

セットプレーの安定感とタフなディフェンスで最前線を支えるプロップ。大阪朝鮮高校、帝京大学を経て2018年にNTTドコモレッドハリケーンズでトップチャレンジリーグにデビュー。屈強なフィジカルを武器に着実に出場機会を重ねてきた。2022シーズンから浦安D-Rocksに加わり、一貫してスクラムの柱を担う。2024-25シーズンはレギュラーシーズン16試合に出場、D1/D2入替戦にもフル出場しチームの1部残留に貢献した。リーグワン戦通算キャップは45を数える。

フィールドでは接点での強さに加え、モールや守備でのブレイクダウン周辺の粘り強さが高く評価されている。スクラムでの安定感はリーグ屈指。チーム内では後輩の面倒見もよいと評判だ。

近年ではコンディション維持とフィットネス強化にも力を入れ、シーズンを通してパフォーマンスの波が少ない。一方で好守両面のアップグレードに取り組む意識も強く、リーグワン全体でも経験豊かなプロップとして注目度が高まる。