ブリン・ガットランド

ワイカトやノースハーバー、ハイランダーズ、チーフスといったクラブを経て、2023年コベルコ神戸スティーラーズに入団。デビューシーズンとなった2023-24シーズンは217点をマークし、リーグワン得点王、さらにキック成功率83.5パーセントを記録してベストキッカー賞にも輝いた。

2024-25シーズンはプレシーズンに膝を負傷した影響で第5節からの出場となったが、以後はプレーオフトーナメント3位決定戦まで高水準のパフォーマンスを発揮。17試合でリーグワン2位の190ポイントを挙げ、チームの3位進出に貢献した。

武器は正確無比なプレースキックと試合展開を見極める冷静な判断力。強烈なプレッシャー下でも平常心を保ち、チームに安定をもたらす存在として信頼を得る。

父親はウエールズ代表やアイルランド代表のヘッドコーチを務めた世界的指導者ウォーレン・ガットランド。子供の頃にウエールズ代表の名キッカー、ニール・ジェンキンスに指導を受けるなど、最高の環境で育った経験が、現在のプレースタイルと勝負勘を支えている。