中嶋大希

U20日本代表、ジュニアジャパンで培った経験を糧に、流通経済大学では副将としてチームを支えた。正確なパスと巧みな状況判断を武器に、学生時代からタフな試合で存在感を発揮。大学3年時にはアジアラグビーチャンピオンシップ2016の韓国戦で初キャップを獲得し、代表レベルでの経験を積んだ。

2018年にNECグリーンロケッツに入団し、3年目で共同キャプテンを務めた後、2021年コベルコ神戸スティーラーズへ移籍。スクラムハーフとしてテンポよくボールを動かし、自らも攻撃を仕掛ける強気なプレースタイルは流れを変える力を持つ。

2024-25シーズンは14試合に出場。うち13試合がリザーブだったが、チームの攻撃を加速させ、短い出場時間でも確実に結果を残している。今シーズンに向けてフィットネスとスピードの向上に取り組み、チームの中核を担う存在として期待が寄せられる。