橋本皓

東海大仰星高校から東海大学を経て、2016年神戸製鋼コベルコスティーラーズに入団。当初はなかなかプレータイムを得られなかったが、体重を増やしてサイズアップ、さらにタックルのスキルを磨き上げると、それが出場機会に直結した。

自身がターニングポイントになったと語るトップリーグ2021第3節日野レッドドルフィンズ戦では、途中出場からチームのピンチを救う一撃必殺のタックルを繰り出し、首脳陣や仲間の信頼を勝ち取った。そこから一気にブレイクし出番が増えると、リーグワン初年度にはバイスキャプテン、2022-23シーズンにはキャプテンとしてグラウンド内外でチームを牽引した。

2024-25シーズンの第6節リコーブラックラムズ東京戦ではチーム通算50試合出場を達成。9シーズン目での50キャップ到達は決して早くはないが、一貫して泥臭く献身的な働きを続けるその姿勢を評価されている証と言える。

身体を張ったディフェンスや密集での強さでチームを支える、信頼も厚いフランカー。入団当時、長年キャプテンとしてチームを率いた同性の橋本大輝が在籍していたことから、愛称は“ジュニア”。現在、“シニア”の橋本大輝とは同じ部署で机を並べて業務にあたる。