ワイサケ・ララトゥブア

フィジー生まれ。9歳からラグビーをはじめ、U20フィジー代表として2018年のワールドラグビーU20トロフィーで優勝に貢献した経歴を持つ。

スーパーラグビー出場を目指してクラブチームでプレーしていた時にコーチから日本行きを勧められ、20歳で来日。東海大学では1年時の大学選手権で出場機会を得ると、2年時からロックでレギュラーに定着した。

​コベルコ神戸スティーラーズには2023年に入団。1年目の2023-24シーズンから主力として先発12試合を含む全16試合に出場、本職のロックだけでなく、終盤にはフランカーとしてフィジカルとスピードを活かしたダイナミックなプレーで勝利に直結する働きを見せた。​2024-25シーズンも勢いは衰えず、19試合に出場。2025年6月、来日を決めた時から目標にしていたという日本代表入りを果たし、ミクニワールドスタジアム北九州で行われたウェールズ代表戦でファーストキャップを獲得した。

課題であったフィットネスも向上し、入団以来、著しい成長を遂げるバックファイブ。愛称は“ワイス”。「ワイス、ナイス！ナイス、ワイス！」の応援コールがお気に入り。