具智元

韓国・ソウル生まれ。父は韓国代表のプロップで、Honda HEATでスクラムコーチを務めた具東春氏。右プロップとして圧倒的なスクラムの強さを誇り、ワークレートも高い。大学時代にはサンウルブズでプレーし、2017年日本代表としてデビューを飾ると、2019年のワールドカップではスクラムの要として史上初のベスト8に貢献した。

リーグワン初年度の2022シーズン、4シーズン在籍したHonda HEATを退団し、さらなる成長を求めてコベルコ神戸スティーラーズへ。移籍1年目、2年目はケガにより本来の力を発揮できずに終わったが、2023年のワールドカップに出場し、万全のコンディションで臨んだ2023-24シーズンはトップリーグ時代を含めて自身にとって最多となる15試合で3番を背負った。

柔和な笑みがトレードマークの「ぐーくん」は、今シーズンもスクラムの最前列で体を張り続ける。