三島琳久

サイズはさほど大きくないものの、非凡な瞬発力と思い切りのよさを合わせ持ち、攻守で勢いを生み出す若手アウトサイドBK。大阪桐蔭高校時代は3年時に右ウイングとして部史上初の花園優勝の一員となり、進学した近畿大学でも下級生時から出場機会をつかむ。4年時は副キャプテンとしてチームをリードする経験も積んだ。

2022-23シーズンの途中にアーリーエントリーで三菱重工相模原ダイナボアーズに加入。1年目は出場なしに終わったが、本格加入2季目となった2024-25シーズンは第3節の静岡ブルーレヴズ戦で途中出場を果たし、待望のリーグワンデビューを飾った。以降、第4、5節にも連続出場し、公式戦キャップ数を3に伸ばしている。

体の芯が強く、タックルを受けても前に出る粘り腰のランが持ち味。鋭い出足で迷いなく突き刺さるタックルもプレーヤーとしての強みだ。今後の成長とメンバー定着に向け、ステップアップを続けたい。