チャーリー・ローレンス

イギリス人の父とフィリピン人の母のもと、香港に生まれた。その後マレーシアに移住してラグビーを始め、高校はニュージーランドの名門、ハミルトンボーイズへ。U20ニュージーランド代表にも選出されたが、プロ選手としての契約にはあと一歩届かず、2018年に日本からのオファーを受けて神戸製鋼コベルコスティーラーズに加わった。

2020年からはトヨタ自動車ヴェルブリッツに移籍。パンチ力あるボールキャリーと腰の強いディフェンスで信頼を勝ち取り、レギュラーの座をつかんだ。そして2024-25シーズン、さらなる飛躍を期して三菱重工相模原ダイナボアーズへ加入。17試合に出場して印象的な活躍を見せ、リーグトップクラスのセンターとして地位を確かなものとした。

そのプレーぶりを認められ、今夏のキャンペーンで念願の日本代表入り。8月30日のパシフィックネーションズカップのカナダ戦で初キャップを獲得した。その後もエディー・ジョーンズの信頼を受け、強豪相手のテストマッチで出場を重ねている。今季のリーグワンで一回り成長した姿を見るのが楽しみなプレーヤーのひとりだ。