杉浦拓実

東京高校時代に主軸として部史上初の花園ベスト8進出を果たし、東海大学でも激しいポジション争いを勝ち抜いて下級生時から出場機会をつかんだ。4年時はBKリーダーとして関東大学リーグ戦1部で優勝。卒業後の2021年に三菱重工相模原ダイナボアーズに加入し、社会人ラグビーでのキャリアをスタートさせた。

2022年に発足したリーグワンで初出場を果たしたのは、2022年4月2日のマツダスカイアクティブズ広島戦。その後もコンスタントに機会をつかみ、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安との入替戦では第1戦、第2戦とも途中出場を果たす。さらに第2戦では2トライをマークしてディビジョン1昇格の原動力となった。

ただその後はケガによる長いリハビリ期間を過ごし、公式戦での出場から遠ざかるシーズンが続いている。今季はようやくケガが癒え、トレーニングにも参加できるようになった。持ち味は思い切りのいいランと鋭く食い込むタックルで、チャンスに絡む嗅覚も非凡。コンディションを整え、久しぶりの実戦復帰に燃えている。