吉岡義喜

興國高校、東洋大学時代は表舞台とは縁がなかったが、プレーヤーとしての夢を諦めきれず、大学卒業後はオーストラリアへ。クインズランドのブラザーズクラブで武者修行の日々を過ごしていた時に静岡ブルーレヴズとの縁がつながり、2023年に念願のリーグワンプレーヤーとなった。

静岡BRでは同ポジションのライバルの壁をなかなか越えられなかったが、出番が回ってこない中でも誰よりも努力を重ね、チームにエナジーをもたらした。そして2024-25シーズンの途中で、期限付き移籍制度の第1号としてNECグリーンロケッツ東葛に加入。第6節清水建設江東ブルーシャークス戦で待望のリーグワンデビューを果たすと、13節までに5試合でプレーした。

そして2025年7月には、三菱重工相模原ダイナボアーズへの加入が決定。ふたたびディビジョン1の戦いにチャレンジするチャンスをつかみとった。逆境の中でも希望を失わず、たゆまぬ努力で這い上がってきた経験とスピリットは、チームを前へと押し進める新たなエッセンスとなるはずだ。