佐藤弘樹

青森北高校から札幌大学を経てリーグワンの舞台へと羽ばたいた実直な努力家。大学時代はスポットライトが当たる大舞台には縁がなかったが、4年時はキャプテンとして全国地区対抗大学大会の決勝へとチームを導いた（準優勝）。

大学卒業後は合同トライアウトを経て、当時トップイーストに所属していた清水建設に加入。そこで3シーズンプレーした後、2021年にプロ選手としてチャレンジすることを決意して三菱重工相模原ダイナボアーズに移籍した。

以降、大物外国人選手も在籍する中で厳しい競争に挑み、出場機会をつかみ取る。飛躍を遂げたのは2024-25シーズンだ。開幕節からメンバー入りを果たし、12試合に出場。持ち前のフットワークを生かしてたびたび好キャリーを見せ、第16節コベルコ神戸スティーラーズではトライもマークした。

30歳となった今季もエネルギッシュに動き続け、チームに躍動感をもたらすことが期待される。