蔡唯志

大阪朝鮮高校から近畿大学に進学。サイズは大きくないもののスクラムの安定感とフィールドプレーでの仕事量の多さで関西リーグ屈指の左プロップとして名を馳せ、2024-25シーズンにアーリーエントリーで三菱重工相模原ダイナボアーズに加入した。

3月16日の第11節東京サントリーサンゴリアス戦でさっそくリーグワンデビューを果たし、入替での出場で37分あまりプレーして34-22の勝利に貢献すると、以降も17節まで連続でメンバー入り。ルーキーイヤーにしてすでにリーグワンキャップ数は7を数える。首脳陣からは向上意欲の強さや闘争心などメンタリティを高く評価されており、今季はさらに活躍の機会を増やしそうだ。

大切にしている言葉は「今、ここ、自分」。目の前のチャンスに全力で挑み、献身的にみずからの役割をまっとうする姿勢は、チーム全体にもいい影響をもたらしている。持ち味を存分に発揮し、レギュラー争いを勝ち抜きたい。