シンクル寛造

ニュージーランド人の父と日本人の母を持つ大型プロップ。札幌山の手高校時代に高校日本代表に選出されるなどユース時代から注目を集め、流通経済大学でも1年時から公式戦出場を重ねた。4年時には副将としてチームを牽引する経験も積んでいる。

2023年に三菱重工相模原ダイナボアーズに加入。1年目の2023-24シーズンは10試合に先発して非凡なポテンシャルを披露すると、2024-25シーズンも9試合でプレーした。コンスタントにゲームを重ねることで実力を磨くとともに、チーム内での信頼を着実に高めている。

最大の魅力は国際級のサイズとその肉体から生み出される強烈なパワー。大学2年まではロックでプレーしていたこともあり、幅広くフィールドを動き回る機動力とブレイクダウンでのハードワークにも定評がある。今後チームの主軸として、国内有数のタイトヘッドプロップへと成長していくことが期待される逸材だ。