坂本駿介

青森県の三本木農業高校から日本大学に進学。4年時にはキャプテンを務めてチームを6年ぶりの大学選手権出場に導いた。しかしケガの影響もあっていったんは社会人でプレーすることを断念し、卒業後は大学院へ。そこからトライアウトを経て2022年に三菱重工相模原ダイナボアーズ入りした異色の経歴を持つ。

ルースヘッドプロップとして安定したスクラムワークを誇り、豊富な運動量とスピードもプレーヤーとしての大きな武器だ。ディフェンス時の粘り強いタックルでもチームへの貢献度は高い。2023-24シーズン終了後はニュージーランド留学を経験し、ゲーム理解度とスキルの両面で磨きをかけた。

2023-24シーズンにリーグ戦16試合出場と飛躍を遂げたが、ここ2季は5試合、1試合と思うように機会を得られていない。相撲で国体王者となった父から譲り受けた強靭な体を生かし、相模原DBの1番の座をつかみ取りたい。