安昌豪

大阪朝鮮高級学校、明治大学とFWを看板とするチームで活躍してきた安定感抜群のプロップ。大学卒業後の2020年からキヤノンイーグルスに加わり、2023-24シーズンはリーグ戦の全16試合からプレーオフ2試合まですべて出場。フロントローの軸として大きな信頼を集めた。

そして2024-25シーズン、さらなるステップアップを期して三菱重工相模原ダイナボアーズに移籍加入。初年度はケガで出遅れたこともあって5試合の出場にとどまったが、出た試合では持ち前の安定したスクラムと堅実なフィールドプレーでチームに貢献した。派手なプレーで目立つことこそ少ないが、豊富な運動量と献身的なディフェンスで仲間たちを支える大切な存在だ。

現在のリーグワンキャップ数は41。コンディションさえ万全なら間違いなくルースヘッドプロップのレギュラー争いをリードするだろう。高校日本代表、U20日本代表とユース時代からトップレベルの経験を重ねてきた俊秀が、飛躍のシーズンに挑む。