小村真也

大阪工大ラグビースクールで3歳からラグビーを始め、菫中学時代には大阪府中学校代表のキャプテンとして全国ジュニア大会で優勝、優秀選手賞に選出された。当時から抜群のキック力で知る人ぞ知る存在だった。

高校はニュージーランドのハミルトンボーイズに進み、帰国後は帝京大学へ。2年時にウイングとして関東大学対抗戦全試合に出場し、12トライでトライ王に輝く。3、4年時はフルバックからスタンドオフ、ウイングまでカバーする万能BKとして大学選手権4連覇に貢献した。

2024-25シーズンにアーリーエントリーでトヨタヴェルブリッツに加入し、第10節の浦安D-Rocks戦でデビュー。負傷離脱した松田力也の穴を埋めた。語学堪能で、試合中も周囲の外国人選手とすべて英語でやりとりするなど強みとなっている。2025年秋の日本代表欧州ツアーでスコッド入りを果たした。