サム・グリーン

正確なキックと展開力、思い切りのいいランを兼ね備えた攻撃的司令塔。オーストラリアのブリスベンで育ち、スーパーラグビーのレッズに所属。2016年に来日し、豊田自動織機シャトルズを経て2019年よりヤマハ発動機ジュビロ（現・静岡ブルーレヴズ）へ移籍加入した。

スタンドオフ、フルバックいずれでも非凡な能力を発揮し、2024-25シーズンは公式戦14試合に出場。3トライ45ゴール13PGの144得点を挙げ、得点ランキングで7位に入った。アタックをリードするプレーメイカーとして、チームの初プレーオフ進出に大きく貢献した。

シーズン終了後に日本代表資格を取得し、2025年7月のウエールズ戦で初キャップを獲得。持ち前の安定したキックと抜群のアタックスキルを発揮し、国際舞台でも確かな存在感を示した。加入7年目の2025-26シーズンはさらにパワーアップしたパフォーマンスで、ブルーレヴズを牽引するはずだ。