クワッガ・スミス

南アフリカ代表スプリングボクスで唯一無二の存在感を発揮する世界屈指のバックロー。2019年からワールドカップ2大会に連続出場し、連覇に貢献。2023年のフランス大会ではターンオーバー数1位に輝いた。

2018年に​静岡ブルーレヴズに加入し、2022-23シーズンからはキャプテンを務める。2024年1月に右足長内転筋腱断裂という大ケガに見舞われ、約11か月のリハビリを経て2024-25シーズン開幕前にグラウンドへ戻ってきた。復帰後は持ち味を存分に発揮してFW陣に安定感をもたらし、攻守の要としてチームを牽引した。

昨季は要所のラインブレイクでも存在感を見せ、ベストフィフティーンに選出された。統率力に優れ、逆境でチームを鼓舞する姿は、経験豊富なインターナショナルプレーヤーならでは。チームメイトや指揮官から「クワッガがいるだけで流れが変わる」と評される信頼は揺るがない。