稲場巧

近畿大学附属高校から近畿大学に進学し、4年間にわたりスクラムの要の右プロップとして主軸を務めた。最終学年は関西大学Aリーグのベスト15に選出されるなど、関西学生ラグビー界を代表する存在に成長した。​

大学卒業後、2024-25シーズンにアーリーエントリーで静岡ブルーレヴズに加入、さっそく第12節リコーブラックラムズ東京戦でリーグワンデビューを果たし、3キャップを重ねた。身長175センチ、体重110キロの体で、自身も「一番好き」と語るスクラムで実力をアピールした。​

今後は経験を積みながら、タイトヘッドプロップとしてさらなる成長を期している。体格や能力だけでなく、地道な努力とひたむきな姿勢でも評価される新鋭。ブルーレヴズのフロントローに新たな息吹をもたらす戦力として、大きな期待がかかる。