茂原隆由

187センチ、118キロの巨体を生かしスクラム最前線に立ち続ける群馬県出身のルースヘッドプロップ。​高崎工業高校でラグビーに出会い、進学した中央大学で恵まれた体格とフィジカルを武器に右プロップとして頭角を表す。2021年には主将を務めるなど、着実に経験を積み重ねてきた。

2022年、静岡ブルーレヴズに加入。2022-23シーズンの開幕戦でリザーブ入りし、公式戦初出場を果たした。翌2023-24シーズンには長谷川慎コーチ指導のもと、ルースヘッドプロップに転向した。

2024-25シーズンまでに積み重ねたリーグワン通算キャップ数は34。突進力とモールでの粘り強いプレー、1対1の接点で見せる激しさが特長だ。2024年6月にはイングランド代表戦で日本代表デビューを果たし、同年中に6キャップを獲得している。​

安定感あるスクラムに加え、献身的なフィールドプレーでもチームからの信頼は厚い。着実に積み重ねた経験と、スクラムでの戦う姿勢で、静岡ブルーレヴズを前進させる。