レメキ ロマノ ラヴァ

トンガ出身の両親のもと、ニュージーランドのオークランドに生まれた。4歳から兄の影響でラグビーを始め、持ち前の身体能力を武器にメキメキと成長。2009年から日本にプレーの舞台を移し、複数のクラブを経て2014年度にホンダヒートに加入した。

その後、宗像サニックスブルースやNECグリーンロケッツ東葛を経て、2024–25シーズンにヒートに復帰。序盤からトライを量産するも負傷で長期離脱を余儀なくされ、復帰した試合でも骨折するなど不運が続いたが、驚異的な回復力を見せて入替戦では先発としてピッチに戻り、ディビジョン1残留に大きく貢献した。

セブンズ日本代表として2016年のリオデジャネイロオリンピックに出場し、15人制の日本代表でも2019年、2023年とワールドカップ2大会に出場。インパクトあるランと多彩な能力で日本ラグビーの躍進を支えてきた。2025–26シーズンはキャプテンを支えるリーダー陣の一人として、技術、経験、メンタルのすべてでチームを力強く牽引することが期待される。