竹部 力

LOからPRに転向。父も九電でプレーしたサラブレット

父がコーチをしていたこともあり、福岡・かしいヤングラガーズで5歳からラグビーを始めた。高校は両親の母校である大分舞鶴高校に、寮生活をしながら通学した。

高校1年生の時から「花園」こと、全国高校ラグビー大会に出場したが、控えからの出場が多く、2年生になって主にLO（ロック）の主軸としてプレーした。3年生の時は、大分県予選の決勝で大分東明に14-17で敗れて、惜しくも出場を逃してしまった。

当初は関西の大学を志望していたが、祖父、父の出身校である法政大学に進学。1年から試合に出続け、4年時はFW（フォワード）リーダーも務めた。卒業後は地元であり、父がプレーしていた九州電力キューデンヴォルテクスに加入。PRに転向し、1年目から試合出場を狙っている。

◆憧れの選手は日本代表のリーチ マイケル（東芝ブレイブルーパス東京）だった。小学生の頃、リコーでプレーした祖父や父が、法政大学で優勝を経験していたため「おじいちゃんやお父さんと同じ法政大学にいきたい」と作文にも書いていた。好きな食べ物はチキン南蛮。趣味はサウナ。

TEXT by 斉藤健仁