中川 美柚

中学生時代にJOCジュニアオリンピックカップ第28回全国都道府県対抗中学バレーボール大会で「オリンピック有望選手」に選ばれ、進学した大分の名門・東九州龍谷高校では3年生時にインターハイ優勝を遂げる。

当時から180㎝と高身長であり、併せてバスケットボールのリングに手が届くほどの跳躍力を備えるなど、高いポテンシャルを持ち合わせていた。

高校を卒業後は久光スプリングス（当時）に入団し、高さを活かしたプレーを随所で光らせる。また、2023年には女子日本代表として第19回アジア競技大会に参加。中国との決勝ではスタメンを飾り、敗れる結果に終わったものの、銀メダルを獲得した。

昨季限りで、7シーズンを過ごしたSAGA久光を退団し、KUROBEアクアフェアリーズへの移籍を決断。これまでの実績や経験値では抜きん出ており、チームからも強力な補強の一手として大きな期待が寄せられている。

エースを担った高校時代のように、ポテンシャルを全開放してプレーする姿が新天地で見られるか。