長内 美和子

東京都葛飾区出身。小学3年生の時に母と兄の影響でバレーボールを始める。中学3年時には全国都道府県対抗中学バレーボール大会で東京代表に選出され、優勝に貢献。自身も優秀選手賞に輝いた。文京学院大学女子高校に進学し、3年時にはインターハイに出場。チームを準優勝に導くと、春高バレーでもベスト4と健闘を見せた。

2016年に日立リヴァーレ（現・Astemoリヴァーレ茨城）の内定選手となり、岡山シーガルズ戦に途中出場すると、20得点を挙げる活躍でフルセットの接戦を制した。2018年には全日本U-21代表に選出され、同年のアジアカップではベストアウトサイドヒッター賞を受賞。

2019年にシニア日本代表に初選出され、2022年のAVCカップで日本代表として大会初優勝を果たした。昨シーズンは、第20節の岡山シーガルズ戦で連日両チームトップのアタック得点を叩き出し、チャンピオンシップ進出に大きく貢献。

ブロックアウトを狙ったスパイクや小技で決めるプレーはもちろん、力強いパワープレーも繰り出せる多彩な攻撃が魅力。今シーズンは2シーズンぶりにキャプテンへ復帰し、掲げたスローガンのようにチームに革新をもたらし、勝利へと導く。

TEXT：長瀬竜征（PLASMA Inc.）