ディビジョン1 / カンファレンスB

埼玉パナソニックワイルドナイツ

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UNIFORM

ファーストジャージ

セカンドジャージ

  • 呼称

    埼玉ワイルドナイツ

  • ホストエリア

    埼玉県

  • 公式SNS

ワールドカップ出場選手が多数。野武士軍団が王座奪還を狙う

最後のトップリーグ、リーグワン元年で初代王者に輝いた「野武士軍団」こと、埼玉パナソニックワイルドナイツ。昨季はリーグ戦では15勝1敗と1位だったものの、プレーオフ決勝で敗れて、3連覇を達成することは叶わなかったが、今季もワールドカップに出場した選手が13人おり、優勝候補の一角を占めることは間違いない。

一昨季より群馬県太田市から、埼玉県熊谷市にある練習場『さくらオーバルフォート』に移転し、ホストエリアである埼玉県や、スタジアムと練習場のある熊谷市などと、積極的に地域密着を進めている。新設された練習場は、ワールドカップ2019の舞台ともなった、ホストスタジアム『熊谷ラグビー場』のすぐ隣で、ウェイト場からすぐにグラウンドに出られる仕様となっている。

環境面でも先を行くワイルドナイツを2014年から率いているのが、国際経験豊富な名将ロビー・ディーンズ監督だ。伝統的にワイルドナイツは堅守速攻を武器とし、タックルで相手を倒す意識が高く、ターンオーバーに成功すると一気にアタックし、トライを取り切るスタイルがお家芸。昨季も失点数は270点とリーグで1番少なく、反則数もリーグ2位の少なさだった。

メンバーも充実しており、2023年に日本代表として出場した選手はリーグ最多だった。PR(プロップ)稲垣啓太、クレイグ・ミラー、ヴァルアサエリ愛、HO(フッカー)堀江翔太、坂手淳史、LO(ロック)/FL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)ジャック・コーネルセン、FL(フランカー)ベン・ガンター、福井翔大、SO(スタンドオフ)松田力也、昨季、リーグワンの新人賞に輝いたCTB(センター)長田智希、ディラン・ライリーの11人だ。

他にもワールドカップで、南アフリカ代表の連覇に貢献したCTBダミアン・デアリエンデ、オーストラリア代表で「サイクロン」の愛称を持つWTB(ウィング)マリカ・コロインベテの2人もいる。

他にもFW(フォワード)はPR平野翔平、スリアシ・トル、藤井大喜、ダニエルペレズ、HO下釜優次、島根一磨、島田彪雅、LO長谷川崚太、宮川智海、エセイ・ハアンガナ、マーク・アボット、元南アフリカ代表のルード・デヤハー、リアム・ミッチェル、バックローには谷昌樹、布巻峻介、大西樹、ジャッカルの名手であるラクラン・ボーシェーらがおり層が厚い。

BK(バックス)も元日本代表のベテランSH(スクラムハーフ)内田啓介、小山大輝、日本代表経験のあるSO/FB(フルバック)山沢拓也、山沢拓也の弟であり同じくSO/FBでプレーできる山沢京平、CTB/WTBヴィンス・アソ、WTB梶伊織、竹山晃暉とニュージーランド留学を経験したFB川崎清純、ハイボールキャッチが武器の元日本代表FB/WTB野口竜司ら能力の高い選手がそろう。

新戦力としてはLOオッキー・バーナード(シャークス)、FL/NO8(ナンバーエイト)ゼイビア・スタワーズ(タイタンズ)が入り、大卒新人はPR木原優作(筑波大学)、地元出身のLO吉沢拓海、CTB齊藤誉哉(ともに明治大学)が加わっている。

今季も11月にオーストラリアのレッズと強化試合や、宮崎合宿を行ったりとチームの強化を進めている。代表選手が不在の時期が長かったため不安もあるが、国際経験豊富な選手が多数おり、名将ディーンズ監督の手腕もあり、しっかりとチームを仕上げていくはずだ。

今季も当然、優勝候補の一角を占めるワイルドナイツ。地元の埼玉、熊谷のファンの応援を背に、チームのスローガンである「Sharpen The Sword」(常に刀を磨く)をしながら王座奪還をうかがう。

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