ディビジョン1 / カンファレンスB

埼玉パナソニックワイルドナイツ

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UNIFORM

ファーストジャージ

セカンドジャージ

  • 呼称

    埼玉ワイルドナイツ

  • ホストエリア

    埼玉県

  • 公式SNS

2季連続の準優勝。野武士軍団が王座奪還を狙う

最後のトップリーグ、リーグワン元年で初代王者に輝いた「野武士軍団」こと、埼玉パナソニックワイルドナイツ。一昨季、昨季はリーグ戦を1位で通過、プレーオフに進出したにも関わらず、2シーズン連続決勝で敗れ、惜しくも優勝を逃してしまった。ただ今季も、日本代表や世界的に活躍する選手が多く在籍しており、優勝候補の一角を占めることは間違いない。

3シーズン前より群馬県太田市から、埼玉県熊谷市にある練習場『さくらオーバルフォート』に移転し、ホストエリアである埼玉県や、スタジアムと練習場のある熊谷市などと、積極的に地域密着を進めている。新設された練習場は、ワールドカップ2019の舞台ともなった、ホストスタジアム『熊谷ラグビー場』の隣で、すぐにグラウンドに出られる仕様となっている。

環境面で他チームの先を行くワイルドナイツを2014年から率いているのが、国際経験豊富な名将ロビー・ディーンズ監督(65歳)だ。「昨シーズンから選手層はほぼ変わらないが、『変化は唯一不変のもの』という表現があるように、新たなメンバーの加入により、チームには新しい雰囲気が生まれている」とディーンズ監督。

ワイルドナイツは伝統的に堅守速攻を武器とし、タックルで相手を倒す意識が高く、ターンオーバーに成功すると一気にアタックし、トライを取り切るスタイルを得意としている。

昨季も失点数は275点とリーグで1番少なく、反則数もリーグ2位の少なさだった。セットプレーからのアタックも好調で、昨季は得点(747点)、トライ数(106)もリーグトップの数字だった。

今季もメンバーが充実しており、ワールドカップで南アフリカ代表の連覇に貢献し、2024年のワールドグビー「ベスト15」に輝いたCTB(センター)ダミアン・デアリエンデ、元南アフリカ代表LO(ロック)ルート・デヤハー、オーストラリア代表で「サイクロン」の愛称を持つWTB(ウイング)マリカ・コロインベテがいる。

さらに2024年に日本代表として躍動した選手も多く、今季も引き続いてワイルドナイツのキャプテンを務めるHO(フッカー)坂手淳史、FL(フランカー)ベン・ガンター、福井翔大、桜のジャージーデビューを飾ったSH(スクラムハーフ)小山大輝、SO(スタンドオフ)山沢拓也、CTBには2シーズン前のリーグワン新人賞の長田智希、スピードと突破力でトライを量産しているディラン・ライリーがいる。

さらにPR(プロップ)は稲垣啓太を筆頭に、クレイグ・ミラー、ヴァルアサエリ愛、LO/FL/NO8(ナンバーエイト)ジャック・コーネルセン、FL布巻峻介、WTB竹山晃暉、ハイボールキャッチが武器のFB(フルバック)/WTB野口竜司と、代表キャップホルダーも多い。

他にもFW(フォワード)はPR平野翔平、藤井大喜、ダニエルペレズ、木原優作、HO下釜優次、島根一磨、島田彪雅、LO長谷川崚太、カテゴリAとなったエセイ・ハアンガナ、リアム・ミッチェル、オッキー・バーナード、バックローには、大西樹、ジャッカルの名手であるラクラン・ボーシェー、ゼイビア・スタワーらがおり、層が厚い。

BK(バックス)には、山沢拓也の弟・SO/FB京平、CTBヴィンス・アソ、川崎清純、齊藤誉哉、WTB丹治辰碩らもいる。

新戦力として、カテゴリAのNO8カイポウリ ヴィリアミ アフ(三重ホンダヒート)、WTBジョシュア・ノーラ(花園ライナーズ)、大卒新人はPR/FLタニエラ ヴェア(東洋大学)、FLシュモック オライオン(慶應義塾大学)、NO8延原秀飛(帝京大学)、7人制日本代表歴のあるCTB谷山隼大(筑波大学)、SH萩原周(明治大学)、FB/WTB谷口宜顕(東海大学)が加入している。

今季もプレシーズンマッチにオーストラリアの強豪レッズと試合や、宮崎合宿を行うなどチームの強化を進めてきた。代表選手が不在の時期が長くても、新しく他チームから加わった選手もさほど多くなく、経験豊富な名将ディーンズ監督はしっかりとチームを仕上げてくるはずだ。

スローガンは変わらず「Keep the Dream Alive」である。地元の埼玉、熊谷のファンの応援を背に、王座奪還という夢の実現のために、地道な努力を重ねていく。

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