レース中の緊迫を楽しむ

レースの終了は、あらかじめ定められた周回をトップ車両がクリアし、チェッカーフラッグが振られた時点で告げられる。しかし、アクシデントが発生し、赤旗が振られて続行が不可能になった場合には、その段階で終了となる。当初の周回を75％満たしていれば、レースは成立。ポイントも100％授与されるが、それ以下の場合、２周を超えていればレース成立となる一方で、ハーフポイントになって通常の50％のポイントしか授与されず。２周終了していなければ不成立となって、ポイントは授与されない。
なお、アクシデント以外、たとえば突然豪雨や濃霧に見舞われて、ウエットタイヤを装着していてもレース続行は不可能という状況でも、赤旗が出されることがある。
レース終了後には、あらかじめ定められたパルクフェルメという場所で、正式結果発表まで車両は保管される。このパルクフェルメに入れるのは、優勝チームのドライバーと監督だけで、車両に手を触れることは一切許されていない。
また、チェッカーを受ける前にリタイアしてしまっても、SUPER GTは規定周回（当初予定の周回数70%）を満たしていれば完走扱いとされる。